この日記にはアベンジャーズエンドゲームのネタバレが死ぬほど書かれているのでエンドゲームを少しでも見るつもりがあるなら読まない方が良いです。というか読むな
もう見たよ、ネタバレも問題ないよ、という方だけ下に進みましょう。
というわけで感想です。自分の中でどんな話か纏める為に展開をだらだら書いてしまってますがまあそこは私と一緒に振り返るという体で一つ……
さて、インフィニティ・ウォーの衝撃から1年。待たされましたね。
インフィニティ・ウォーは面白かったですが、個人的には結構な不満が溜まってました。
ようやくMCUのヒーローが全員集合だーとか思ってたら会うには会うけど別々の場所に居ることが多く、サノスと戦う時にトニーやピーター達だけだったり……
展開上仕方ないとはわかっていてもヒーロー全員でサノス達と戦って欲しかったという気持ちがありました。サノスが生命を半分消してしまったためもう集まる機会も無いのかな~と思いながら劇場へ足を運びました。
物語の始まりはホークアイから。そういやこいつインフィニティ・ウォーにいなかったな~平和にしてたんやろな~とか思ってたらサノスに家族全員消されてしまうという。
そらやさぐれて犯罪組織無差別に潰しまくるわな。
場面は変わって最強の女、キャプテン・マーベルがトニー達を救い出して地球に帰還し、サノスを探しに行くも、サノスは役目を終えたインフィニティ・ストーンを破壊してしまっていた。ソーが腹いせにサノスの首を切り落とすも、結局得るものはなかった。
どうすんのこれ?と言った展開からいきなり5年後へ。
残されたアベンジャーズの面々はそれぞれ自治活動をしたり家族と平穏に暮らしたりしていた。
そこにアントマンが奇跡的に生還し、サノスの所業を知る。
そしてアントマンの提案によって、過去に遡りインフィニティ・ストーンを集めるという計画を打ち立てる。
そこからは懐かしい場面の連続に、既に作中で命を落としたキャラクターも再登場。
かなりコメディタッチな作風になり、劇場の観客達からは笑いが溢れます。私もいくつかのシーンで笑ってしまいました。クウィルが張り倒されたりトニーがストーン回収失敗したりソーが情緒不安定になったりしてるところで。
ソウルストーンの回収の下りではナタリアが犠牲になってしまったものの、キャップやトニーも何とかカバーして無事にインフィニティ・ストーンを集め終わります。
インフィニティ・ガントレットの準備も終わり、ハルクがダメージを受けながらも何とかインフィニティ・ストーンの力を使用し、サノスの半分消去を何とか帳消しにすることに成功しました。ハルクですらアレなのにサノスはストーンの力使っても余裕そうだったの、サノス強すぎだろ。
これで後はそれぞれのインフィニティ・ストーンを元の時代の元の場所に戻して一件落着!とはなりませんでした。ネビュラが敵と入れ替わり、過去からサノスの軍団ごと未来へと呼び出したのです。
予期しないサノスの襲撃に不意を突かれ、壊滅する基地。
そしてサノスと対峙するのはアイアンマン、キャプテン・アメリカ、マイティ・ソーの3人組!
この時点では正直、ストームブレイカーとハンマー持ってるソー居るしアイアンマンも居るしサノスとか余裕やろ!wとか思ってました。
そんなことはなかった。ストーン無しでもハチャメチャに強いサノス。3体1という状況にも関わらず、トニー達を圧倒。
トニーもキャップも倒され、ソーが危うく殺されかけた瞬間、ハンマーが動き出す!!
このシーンは本当に燃えました。まさかのキャプテン・アメリカがソーのハンマーを使うという展開!!
一時はサノスと拮抗するハンマーを持ったキャップですが、次第に押され始めます。
ついには盾も半壊し、吹き飛ばされてしまいます。
しかし、それでもキャップは立ち上がります。
キャプテン・マーベルでマーベルが立ち上がった時のように。
ヒーローとして、戦うために立ち上がります。
サノスは後ろに軍勢を控え、キャップ一人でサノス達の軍団と戦うような構図に。
まさしく絶体絶命。
そして、キャップの耳にある通信が入ります。
それは5年前に消されてしまったはずの友の声でした。
そう、インフィニティ・ストーンの力によって起きた出来事をリセットしたお陰で、消された人物たちもまた、戻ってきていたのです。
キャップの背後にはストレンジ達魔術師の使うワープの魔法陣が次々と描かれ、残った全てのヒーローが結集します。
このシーンが!!!!!!!この展開が!!!!!!!!!!!!!!!見たかった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もう嬉しすぎて涙出ました。完全にボロ泣き。
インフィニティ・ウォーで見れなかったヒーロー全員集結!!!!そして始まるサノス達とのラストバトル!!!!!この展開に燃えない人間はいないでしょう。
多種多様あらゆるヒーロー達が集い、同じ敵と戦う!最高に燃えました。
少し遅れてやってきたマーベルもアホみたいに強くて一人で敵の母艦落としたりとやりたい放題。いや本当に強いなマーベル。スカーレット・ウィッチとマーベルの強さが明らかに抜きん出てる。
そして物語は終わりへと向かいます。
ストレンジの見つけたたった一つの勝つための道、そしてトニーは選択します。
サノスとの熾烈を極めるストーンの奪い合い。ガントレットを手にし、勝利宣言をするサノス……しかし、サノスの手には既にストーンはありませんでした。
ガントレットを作ったのはトニーでした。
そう、自らのアイアンマンスーツにも、ガントレットと同じ機能を持たせて居たのです。
そしてトニーは自分はアイアンマンだ、というアイアンマン一作目の台詞を言って、インフィニティ・ストーンの力を使いました。
万全の状態のハルクですら大きな負担になるインフィニティ・ストーンの使用。
激戦を経てただでさえボロボロなトニーにとってそれは致命的すぎました。
トニーがストーンの力を使ったことにより、サノス達の軍団はチリへと還ります。
これで、サノス達の長きに渡る戦いは終わりを告げました。
そして、トニーの命も。
作品の大きな区切りということもあり、犠牲は避けられないとは思っていました。
しかし、やはりトニーが命を落としたという事実はショックでした。
けれど、トニーはこれまで本当に頑張っていました。天才技術者として、力を持つものとしての努めを果たしてきたのです。
そう思ったら、もう十分だろうと。休んでもしまってもいいのだと。
家族とのんびり暮らすという選択肢を捨ててまで世界を守ったのですから。
そして、休むという選択をしたのはトニーだけではありませんでした。
キャプテン・アメリカ、彼もまた、戦いを止めることにしました。
インフィニティ・ストーンを返しに行く時間旅行の途中。彼は、軍隊に所属してから世界に捧げてきた自分の人生を、再びやり直すことにしたのです。
そして彼の魂である盾は、ブラックパンサーへと受け継がれます。
この作品で一番救われたのは間違いなく彼でしょう。
恋人とも再会し、親友も生き残り、後を託すことも出来たのですから。
ソーも地球を離れ、これでアベンジャーズの初期メンバーの殆どは戦場から一歩引くことになりました。
エンドロール後の映像もなく、これでアベンジャーズの物語は一つの幕を降ろしたのです。
長々と物語の展開ばかり書いてしまいました。これほとんど感想じゃなくて自分用映画まとめ日記じゃねえか。まあ自己満足ワールドとかいうタイトルだし別に良いか……
いや、本当に面白かった。
MCU追ってきてよかった……心の底から……
途中のインフィニティ・ストーン回収の下りとか、全部追ってきた身としては懐かしいシーンばかりで凄いファンサービスにもなりましたし。
戦闘シーンも文句のつけようもなく最高……
これこれのこれが面白かったとかTwitterで書きたい欲求をここに全てぶつけた結果がこれです。
まだまだ語り足りないですが、とりあえずはこの辺で。
皆さんもくれぐれもネタバレには気を付けましょう。エンドゲームのネタバレは刺されても文句言えないって、マジで。